「お茶と料理の出会いが、味わいを一層豊かにする」

茶菓子と煎茶といった定番の組み合わせから、エクストラバージンオリーブオイルを使った白身魚とフレッシュほうれん草のサラダに新茶を合わせる一皿まで。多様性に富む日本茶と料理のペアリングは、ワインと同様にテロワールや季節感を映し出し、食卓に奥行きをもたらします。料理を引き立て、その魅力を新たに開花させると同時に、洗練されたノンアルコールの選択肢として、健康を祝う体験を提供します。

お茶の種類 特徴 食べ合わせ
浅蒸し / 若蒸し 淡い黄緑色、すっきりとした清涼感、ほどよい渋み 季節の青野菜、オリーブオイル
玉露 濃厚な旨み、深い甘み、渋みが少ない 濃厚な和菓子、カマンベールチーズ
煎茶 標準的な緑茶、旨みと渋みのバランス 幅広い料理、フレッシュチーズ、柑橘類など酸味のある果物
かぶせ茶 煎茶より旨みとクロロフィルが多く、ほのかな甘み 魚介類、脂ののった魚
深蒸し煎茶 濃緑色、とろみがあり甘く、渋みが少ない 刺身、スパイシーな料理、カレー、天ぷら、生クリーム系スイーツ、アイスクリーム
抹茶 鮮やかな緑、泡立ち、濃厚な旨み、クリーミー 和菓子、柑橘やベリー類、サーモンとクリームチーズ、塩焼き魚、シンプルな野菜料理、チーズケーキ、ガーリックブレッド、さつまいも
玄米茶 香ばしい炒り米の香り、やさしい味わい 味噌料理、ごま、ナッツ、ナッツ系チーズ、脂ののった魚(鮭・まぐろ)
ほうじ茶 茶褐色、焙煎香、まろやかで土っぽい風味 肉料理、天ぷら、ぶどう、フルーツパイ
烏龍茶 華やかな香り、甘み、果実味、軽い焙煎 濃厚な料理